こんにちは。アドバイザーの加久間です。
今回は、家づくりご検討中の方に向けて「住宅の階段の種類」についてご紹介します。
「階段って全部同じじゃないの?」
そう思っていた私も、実際に家づくりのお手伝いを始めてからその奥深さにびっくり。
デザイン、使い勝手、スペース、すべてに関わる重要な要素なんです!
マレアハウスにて採用している主な階段の種類を見ていきましょう。
①まわり階段(折り返し階段)
特徴
180度折り返す階段で、Uの字のように構成されています。
メリット
- 安全面が高い
- デザイン性が高く、高級感が出る
- コンパクトな設計も可能
デメリット
- 搬入時に大きな家具の確認が必要
向いている家
- デザイン重視の方
- 吹き抜けや空間活用にこだわる方
②直階段(ちょくかいだん)
特徴
一直線にまっすぐ伸びる、もっともシンプルな形の階段です。
メリット
- 上下の移動が早い
- 構造がシンプルでコストも抑えられる
- 掃除がラク
デメリット
- 傾斜がきつくなりやすい
- 落ちたときに下まで一直線で危険
向いている家
- スペースに余裕があるお宅
- シンプルモダンなデザインがお好みの方
③スケルトン階段(オープン階段)
特徴
踏み板だけで、蹴込み板(垂直の板)がない開放的な階段です。
メリット
- 圧迫感がなく部屋が広く見える
- 採光性が高く、光を遮らない
デメリット
- 小さい子どもには危険
- 見た目重視で、掃除や音が気になる場合も
向いている家
- デザイン住宅や吹き抜けリビング
- ペットや子どもがいない家庭向き
階段は「上下移動するだけの場所」ではなく、家の安全性や雰囲気を左右する大切な要素です。
我が家ではまわり階段を採用しましたが、使い勝手もよく、安心して子どもが昇り降りしています。階段選びは見た目だけでなく、家族構成や将来の生活も考慮して選ぶのがポイントです。
階段の種類で迷っている方の参考になればうれしいです!