注文住宅のプランの中に、勝手口は検討されていらっしゃいますか?
勝手口とは、玄関とは別の室外から室内への入り口のことで、台所横に設けることが多いです。
今回は、宇都宮市にお住まいの方に向けて勝手口のメリットと注意点をご紹介します。
ぜひプランニングの参考にしてください。
□勝手口のメリットとは
勝手口を取り付けるメリットは主に3つあります。
1つ目は、圧倒的な出入りのしやすさです。
ちょっと外に出るために、わざわざ玄関まで行くのは面倒ですよね。
ゴミを出しに行くとき、庭に洗濯物を干しに行くときなど、家事の導線としてとても便利です。
また、火事などの緊急時にも、玄関か勝手口か近い方から避難できるので安心です。
2つ目は、キッチンに重たい物を運びこむのが楽になることです。
駐車場と勝手口が近い場合に限りますが、車から勝手口を通ってキッチンにすぐに荷物を運び込めるととても便利です。
スーパーで大量にまとめ買いをした日やペットボトルなどの重たいものをたくさん購入した日など、勝手口があるとありがたいですね。
3つ目は、光と風を室内に取り入れられることです。
勝手口から光を取り入れることでキッチンが明るくなるので、日中は電気代の節約にもなります。
また、勝手口から風を取り入れることでLDK全体の通気性が高まり、キッチンの匂いや熱気がこもりにくくなるでしょう。
□勝手口を取り入れるときの注意点
3つのメリットをご紹介しましたが、勝手口を設けるにあたり注意すべき点が3つあります。
1つ目は、寒さ対策が必要なことです。
勝手口は開閉できる仕組みになっているので、どうしても隙間から風が入ってくる可能性があります。
特に冬場は、冷気がキッチンに入り込むと調理中にとても冷え込みます。
そのため、勝手口に隙間風対策を施したり、気密性・断熱性が高いものを選んだりして対策しましょう。
2つ目は、ひさしを設けることです。
ひさしの1番の役割は、雨が室内に浸入するのを防ぐことです。
ひさしがなければ、ドアの隙間から雨水が浸入する可能性が高まりますし、サッシに汚れが溜まる原因にもなります。
3つ目は、コンロ付近にカーテンをつけないことです。
勝手口の真横に家がある場合は、隣人の視線が気になるかもしれません。
そこで視界を遮るためにカーテンやロールスクリーンをつけていることがあるのですが、キッチンでのそれらはとても危険です。
コンロの火が引火して火事の原因になる可能性が高まります。
どうしても視線が気になる方は、外から見えにくい工夫がされている勝手口を選びましょう。
□まとめ
今回は、注文住宅を検討中の方に勝手口のメリットを紹介しました。
勝手口は注意点にさえ気をつければ、さまざまなメリットを享受できます。
とはいえ、住宅の間取りや周辺環境などにより、取り入れるべきかも変わってきますので、まずはお気軽に当社までご相談ください。