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■ 2023/04/02

投稿者: マレアハウスデザインスタッフ

家づくりにおける収納計画はどのように進めると良い?解説します!

目次

人生で最も大きな買い物である家づくり。
家づくりは大きな買い物だからこそ、誰もが失敗したくないですよね。

新居の購入において、見落としがちな失敗が「収納計画をしっかり立てられていないこと」です。収納計画を立てられていないと、せっかく購入した新居の中もすぐに汚れてしまいます。常にきれいな状態を保つために、しっかりと収納計画を立てておきましょう。

今回は、家づくりにおける収納計画の立て方について解説します。

□家づくりの収納計画におけるファーストステップ

収納計画を立てる前にすべきことが、2つあります。

1つ目は、収納に必要な荷物の量を把握することです。
新居に住まわれる場合は、必要なものと、そうでないものを取捨選択しておくことがおすすめです。また、取捨選択をしたうえで、新居に持っていきたい荷物の量を把握しましょう。その荷物を余裕をもって収納できるくらいの収納スペースを設けるようにしましょう。余裕を持たせる理由は、新居での生活が始まってから、荷物がさらに増える可能性があるからです。

また、荷物を取捨選択する際に、新居に持っていかないと判断した荷物に関しては、必ずしも処分しなければならないわけではありません。リサイクルショップやフリマアプリの活用をすることを検討すると良いでしょう。

2つ目は、生活スタイルに合った収納スペースをイメージしておくことです。
新居の間取りを考える際は、生活スタイルに合った収納スペースを設置することをイメージしておきましょう。必要なものはすぐに取り出せる場所に収納スペースを設けるべきですし、たまにしか使用しないものは、最低限の収納スペースを設けると良いでしょう。

 

□具体的な収納計画の立て方をご紹介!

具体的な収納計画を立てる際は、以下の4つのステップに従うことが多いです。

最初のステップとして、荷物の取捨選択をしましょう。
上記でもご紹介した通り、新居での新しい生活を始めるにあたって、いらないものは捨てて、必要な荷物はどれくらいあるか、正確な荷物の量を把握しておくことが大切です。

2番目に、現在の持ち物をリストアップします。
持ち物をリストアップする際は、「高頻度で使うもの」と「あまり使わないもの」の2つに分類すると良いでしょう。高頻度で使用するものは、取り出しやすい場所に収納すれば良いですし、あまり使わないものに関しては、最低限の収納スペースさえ確保すれば良いでしょう。

3番目に、将来必要になるものをリストアップします。
ここまでのステップで、現在持っている荷物は難なく収納できますが、これから何年も生活するにあたって、当然ながら荷物の量は増えるため、この作業は大切です。例えば、お子様が生まれる予定がある方は、お子様に必要なグッズや消耗品についてもリストアップしておくと安心です。

最後に、持ち物の収納場所を決定します。
持ち物の収納場所を決める際は、使うものを使う場所の近くに配置しておくと良いでしょう。例えば、洗面所にドライヤ―、タオル、パジャマ、肌着、洗剤や柔軟剤などを置いておくと、スムーズにモノを取り出せるため、非常に便利です。

□新築収納でよくある失敗とは?

ここでは、新築収納でよくある失敗についてご紹介するので、是非事前に失敗例を把握して、正しい予防策をうっておきましょう。

*収納が多すぎることや少なすぎること

収納不足は非常に多くある失敗例ですが、収納不足を防ぐために収納スペースを広げすぎても居住スペースを圧迫してしまいます。こちらの失敗が起きてしまう原因は、収納計画の2番目と3番目のステップである持ち物をリストアップできていないことにあります。荷物の量を把握したうえで、適切な収納スペースを設けない限り、収納が多すぎたり少なすぎるという失敗につながります。

*荷物がどこにあるか分からなくなること

荷物の量が多いと、「何をどこにしまったのか」分からなくなってしまうことがあります。
そのため、収納する場所をあらかじめ決めておくことが大切です。また、収納する場所は、使う場所と近くに設置しておくと、整理整頓しやすいです。

*奥にしまったものを取り出しにくいこと

収納スペースの奥行きを深くしてしまうと、モノを奥にしまった場合、取り出すのに少し手間取ってしまいます。そのため、収納スペースを設置する際は、床面積だけで考えるのではなくて、実際に使うシーンを想像しながら設置しましょう。

*ライフスタイルの変化によって使いにくくなること

収納スペースの中の棚板やパイプを作りこみすぎると、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できない可能性があります。そのため、最初は内部の造りこみはほどほどにしておき、のちに収納する荷物の種類や量に合わせて内部に工夫を施すことがおすすめです。

*コンセントを設置しておけばよかったという失敗例

収納スペースを掃除する際に、掃除機を利用するためのコンセントが必要になるケースがあります。また、最近では収納スペースにWiFiルーターを設置することもあるため、コンセントが収納スペースにWiFiルーターが必要ないかしっかり検討しておくことをおすすめします。

□新築におすすめの収納計画をご紹介!

収納しやすい間取りや収納方法を場所別にご紹介します。

*リビング

リビングの横に和室を設置し、小上がりの畳スペースにすることで、その下を収納スペ―スとして活用するケースがあります。リビングは、家族の滞在期間が長い空間であるため、散らかりやすい特徴があります。そのため、リビングの近くに収納スペースを設けることは賢明な方法です。

*玄関

玄関に大きな収納スペースを設ける際は、土間収納がおすすめです。土間収納とは、靴を履いたまま使用できる収納スペースのことであり、自転車やスポーツ用品などを置くことに適しています。

*キッチン

キッチンの近くには、パントリーを設置することがおすすめです。パントリーには、多くの食料品や料理グッズを収納できるため、料理中に必要なものの管理がしやすく、料理の効率が上がります。

*寝室

寝室にはクローゼットを設ける場合が多いため、衣服を収納する場所は一か所にまとめておいた方が良いでしょう。

□収納たっぷりの新築の実例をご紹介します!

ここからは、収納たっぷりの新築の実例についてご紹介しますので、是非イメージを膨らませてみてください。

1つ目の実例は、玄関にシューズインクロークを設置している事例です。
ゴルフバッグやアウトドア用品など、「外には置きたくないけど、汚れが付着していることもあるから室内に入れることに対しても抵抗感があるもの」を玄関に置いておけます。

2つ目の事例は、吊戸棚のないキッチンを設置している事例です。
吊戸棚には、多くの料理グッズを収納できますが、あえて吊戸棚を設置しないことで、キッチンに開放感が生まれています。吊戸棚の代わりに、カップボードを設置することで、料理グッズの出し入れが効率的になり、料理の効率が上がります。

□まとめ

今回は、家づくりにおける収納計画の立て方についてご紹介しました。
収納計画を成功させるためには、荷物の取捨選択、荷物量の把握、荷物のリストアップをすることが大切です。また、現在持っている荷物だけでなく、将来増えるであろう荷物についても考慮しておきましょう。さらに、収納計画を成功させるためには、今回ご紹介した収納しやすい間取りの実例を参考に収納計画を進めてみてください。

宇都宮市・栃木市・小山市周辺で家づくりをご検討中の方は、是非お気軽に当社までお問合せください。

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