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■ 2022/12/22

投稿者: マレアハウスデザインスタッフ

平屋に快適に住むためには?成功させるためのポイントをご紹介します!

目次

長く住む住宅の設計に後悔はしたくありませんよね。今回は特に、平屋に住みたいと考えている方に向けて、そのメリットやデザイン性、機能性を向上させるためのポイント、長く快適に住むために考慮すべきことについて解説します。平屋はメリットがたくさんありますが、そのメリットを生かすために考慮すべきこともいくつかあります。自分の現在と未来の生活状況を良く考えて、長期的に住みよい家を目指しましょう。

□平屋に住むメリットとは?

まずは平屋に住むメリットを5つ解説します。

1つ目は、間取り設計の自由度が高いことです。

平屋は上部にスペースがないため柱の数は少なく済みます。そのため間取りの自由度が高く、通常の一軒家では難しい理想の間取りを実現しやすくなります。さらに勾配天井や、梁を見せるデザインも設計可能です。

2つ目は、構造が安定しやすいことです。

日本は地震や台風などの災害大国であり、どこに住んでいても災害のリスクがあります。平屋は2階部分がない構造上、重心が2階建てよりも低くて安定しやすく、耐震性も高いといえます。そこで、災害時の安心を求める方は平屋を選ぶと良いでしょう。

3つ目は、バリアフリーが実現可能なことです。

平屋は上下の移動なく生活を営むことが可能であり、足が不自由な方、高齢の方にもおすすめです。

平屋ならではのフラットな動線と、自由度の高い間取りを組み合わせることで効率の良い家事動線を実現でき、お年寄りだけでなく若い夫婦にもメリットがあります。

4つ目は、修繕費用や手間を押さえられることです。

多層階住宅では2階以上の水道トラブルにより下層階まで影響が起こるリスクや、外壁の塗装や修繕を行う際に大がかりな足場を組む必要があります。しかし平屋はそういったことが起こりえないので、修繕費用や手間を抑えられるといえるでしょう。

5つ目は、コミュニケーションがとりやすいことです。

平屋は多層階住宅と比較して、生活の中で家族同士が顔を合わせる機会が多くなります。特に、各部屋へ行くまでにリビングを通る間取りにすれば、プライバシーを守りつつ、家族の様子を確認しやすくなります。

□平屋に住むうえで重要な動線について

ここからは、先ほども少し触れた、生活動線についてさらに詳しく解説します。

平屋の間取りを決める上で最も大切なのは、動線計画です。特に平屋の動線はシンプルに、短くすることが基本です。きちんとした動線計画により、家事がとても楽になります。以下にポイントをまとめるので、確認してみてください。

*キッチン周りは、3つの動線をつなぐ

3つの動線とは、購入した食材を運び収納する場所までの動線、収納場所からキッチンまでの動線、料理をして食卓へ出すまでの動線です。玄関脇にパントリーに入れるような入口を設け、スムーズにものをしまい込めるようにするだけでなく、パントリーからそのままキッチンへ抜けられるようにすれば便利でしょう。さらに近年は、食卓にスムーズに料理を出せる対面式のキッチンが人気です。

*洗濯動線は、干すまでと干した後両方を考える

洗濯動線を考える際、洗濯して干すまでは考えやすいものの、干した後についてはないがしろにされがちです。バルコニー等干す場所と洋服をしまう場所も隣接するように工夫してみましょう。

*同時進行で、家事を行えるように

ここまで、家事の動線を短くするポイントをお伝えしましたが、ここでは洗濯とキッチンの動線をつなげるメリットをお伝えします。それは、キッチンと料理を同時に行えるようになり、忙しい1日を有効に使えるということです。家事には多くの動きが必要になりますが、その動作を短くすることで大幅な時短が可能になることを意識し、動線計画を行いましょう。

□平屋のおしゃれさをアップさせるコツ

これまで、平屋の機能性について解説しましたが、ここからはそのデザイン性について解説していきます。

1つ目は、LDKを仕切らず、開放的な空間づくりを行うことです。

柱や梁をむき出しにしたり、平屋特有の天井高を活用したりすることで、開放的な大空間を実現することが可能です。他にも各部屋の天井空間をひとつなぎにすることで空間に一体感をもたらせます。プライバシーが気になる方は個室の天井部分の壁をスケルトンにするのも良いでしょう。

2つ目は中庭と大きな窓を組み合わせることです。

調光や風通しの悪さがネックといえる平屋には、中庭を組み合わせるのがおすすめです。さらに中庭に面した各部屋に大きな窓を設置することで、先の課題を解決できるだけでなくおしゃれな景観を生み出せます。中庭を子どもの遊び場として、第二のリビングとして活用すればライフスタイルも豊かになりますね。

3つ目は屋根のデザインを工夫することです。

真四角な土地に合わせた間取りでも、屋根が一方向に傾く片流れ屋根を取り入れれば、印象的な平屋となります。その屋根の角度によって外観の印象を変えられるだけでなく、勾配天井など室内空間を活用することもできます。さらに高い位置に窓を設置することで、日当たりや風通しを向上させる効果もあります。

□平屋に快適に住むために

最後に、本記事を読んでくださっている皆様が平屋を建てた後に後悔しないために、平屋に快適に住むためのポイントを解説します。

*ライフスタイルの変化を踏まえる

具体的に考慮したいのは子どもの数、両親と生活する可能性、今後の働き方などです。家は、いまだけでなく、長期的に生活するためのものであることを忘れてはいけません。デザイン面や機能面だけでなく、今後の生活の変化も考慮し、それに合った住宅を検討しましょう。家事も育児も頑張りたいという方は特に、先程紹介した家事動線についてよく確認する必要があります。

*平屋を得意とする会社へ依頼する

日本には多くのハウスメーカーや工務店がありますが、所によっては、自分の意見を十分に反映させられなかった、対応の幅が狭く自分の希望を実現させることができなかったといった後悔の声が存在することもしばしば。平屋の施工実績が豊富な会社に依頼することで、こうした後悔を最小限に抑えることができるでしょう。施工実績は、ホームページやSNSなどで確認すると良いでしょう。

当社は、設計・デザイン・施工・アフターサービスまでを統合した総合建築会社です。多様化するニーズに応え新たな技術力の向上を図っています。宇都宮市や小山市、栃木市で平屋の注文住宅の新築を希望されている方はぜひ当社にお任せください。

□まとめ

今回は、平屋に住みたいと考えている方に向けて、そのメリットやデザイン性、機能性を向上させるためのポイント、長く快適に住むために考慮すべきことについて解説しました。平屋には、間取り設計の自由度が高い、構造が安定しやすい、バリアフリー、修繕費用や手間を押さえられる、コミュニケーションがとりやすいといったメリットがあります。間取りや空間づくりを工夫することで上記のメリットがさらに活かされます。これらを考慮し平屋づくりを行い、皆様が長期的に住みよい家が完成したら嬉しいです。先ほど紹介した通り、当社は宇都宮市や小山市、栃木市で総合的に家づくりをサポートしております。平屋の注文住宅を希望されている方はお気軽にお問い合わせください。

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