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■ 2022/01/17

投稿者: マレアハウスデザインスタッフ

ガレージハウスって何?新築一戸建てをお考えの方は必見です!

目次

郊外に戸建てを建てると交通の便が悪くなるので、車の移動が必要になってきます。また、もともと車が好きで車を何台もお持ちの方も数多くいます。そんな人たちの間で人気なのが、ガレージハウスです。ガレージハウスとは、どんな家なのでしょうか。また、ビルトインガレージとの違いについても、知りたいものです。ここでは宇都宮市・栃木市・小山市周辺に新築をお考えの方に向けて、ガレージハウスのメリットとデメリット、ガレージハウスにかかる税金について解説します。

□ガレージハウスとは何か

ガレージハウスとは、ガレージが一体化された戸建て住宅のことです。1階部分をガレージにして、2階と3階を居住空間にしている家もガレージハウスです。ガレージハウスの中に、ビルトインガレージというのがあります。これは、住宅の1階部分にガレージを作った住宅のことで、居住スペースとガレージが一体化された作りになっているのが特徴です。

□ガレージハウスのメリット

ガレージハウスに車を駐車すると、屋外の駐車スペースに停めるのと違って、屋内ならではのさまざまなメリットがあります。

*雨風で濡れることがない

屋外の駐車場でも、屋根付きであれば、ある程度雨風を防ぐことができるでしょう。しかし、強い横殴りの雨が降ったら、屋根付きでも完全に雨風を防ぐことはできません。また、屋外なら屋根付きであっても、砂ぼこりや日光の紫外線までは防げません。しかし、ガレージハウスは、家の壁とシャッターで外部と遮断しているので、たとえ悪天候であっても、少しも影響を受けることはありません。このように、雨風と紫外線を防げることは、単に車を傷めないだけでなく、汚れないために洗車の回数を減らすことにもつながります。また、ガレージハウスなら、強い風で飛ばされてきたものに、車が傷つけられることもないので安心です。

*盗難のリスクを減らせる

家の敷地内の駐車スペースに車を駐車すると、車にいたずらされたり、子供が投げたボールが当たることもあるでしょう。もっとひどい場合は、車を盗まれる恐れさえあります。しかし、ガレージハウスは家の中に車を駐車させるので、いたずらや盗難に遭う可能性を最小限に抑えることができるのです。

*他の目的にも使える

ガレージハウスから車を出せば、さまざまなことができるスペースが出来上がります。週末を利用してホームパーティを開いたり、子供たちお遊び場として開放することもできます。夏はビニールプールを広げて遊んだりバーベキューをしたりといった活用方法もあります。また、車のメンテナンスやDIY、植物の植え替えなどの汚れる作業も、ガレージハウスであれば気兼ねなく行えます。

*雨でも乗り降りが楽

敷地内に車を駐車すると、雨の日は車の乗り降りの際に濡れてしまいますが、ガレージハウスなら濡れることがありません。また、雨や強風の日に車に荷物を積み込んだり、車から降ろすのは困難を伴いますが、ガレージハウスの場合は、スムーズに積み降ろしができます。小さな子供がいたり、高齢者がいる家庭では、敷地内の駐車場で乗り降りするより、ガレージハウスのほうが、ずっと楽で安全に乗り降りすることが可能です。

□ガレージハウスのデメリット

さまざまなメリットを紹介してきましたが、ガレージハウスならではのデメリットも存在します。メリットとデメリットを比較して、ガレージハウスを採用するか否かの参考にしてください。

*費用がかかる

ガレージハウスでは、1階のガレージ部分にあまり柱が使えない空間ができてしまいます。家の強度を保つには、柱以外の部分に頼らざるを得ません。そのため、壁を厚くしたり、鉄骨やコンクリートを使うことになるので、通常の住宅のように木造で建てることはできなくなります。そのため、ガレージハウスは、一般の住宅に比べて建築費用が高くなる傾向にあります。

*居住スペースが減る

ガレージハウスは、1階部分の多くをガレージに使うため、居住スペースが小さくなってしまいます。家の中にガレージを作った分だけ、3階建てにして居住スペースを確保することもできますが、階段の多い家になると、上り下りだけでも大変になるので、住みにくい家になってしまう恐れもあります。ガレージハウスは車好きの人や、車を優先したい人にとって、利便性の高い家となりますが、このようなデメリットもあることを覚えておきましょう。

□ガレージハウスにかかる税金

ガレージハウスを建てると費用が割高になり、居住スペースが削られるといった問題もありますが、税金面では固定資産税が抑えられるというメリットがあります。家の延べ床面積のうち、5分の1以下をガレージ部分にあてると、その分のスペースが固定資産税の対象外となります。つまり、ガレージの分だけ延床面積が少なくなるので、固定資産税額が抑えられるのです。固定資産税は、土地や建物を所有すると、必ず納めなければならない税金で、しかも毎年納税することが義務付けられているので、安くなるに越したことはありません。

□自動車とかかわりを持ちたいには特におすすめ

ガレージハウスは、あらゆるタイプの家づくりの中でも、特に遊び心のある家と言っていいでしょう。ガレージハウスを建てる人は、特に車を必要とする人か、車が好きでたまらないという人に限られます。日本のように国土が狭い国では、ガレージハウスを建てるのは困難なので、日本ではそれほど普及していません。しかし、アメリカのように広い国土を有する国では、ガレージハウスを建てる人が多い傾向があります。アメリカ映画にも、ガレージハウスがしばしば登場するので、そんなシーンを見て憧れる人もいるでしょう。

とにかく車が好きで、時間があれば車をいじっていたいという人には、ガレージハウスが打ってつけです。ガレージハウスを作れば、屋外の駐車スペースとは違って、車を整備する工具なども揃えられるので、まさに車好きな人にとっては、理想的な家と言えるでしょう。また、車が好きな人は常時愛車を眺めていたいものですが、ガレージハウスであれば、それがかなえられます。居住部分とガレージを、アクリル板やガラス板で仕切れば、居住スペースでくつろぎながら愛車を鑑賞できるのです。

*ガレージ以外の楽しみ方

ガレージハウスは、車以外の趣味の場所として、活用することもできます。駐車スペース以外にスペースを確保できるなら、他のアウトドアツールの保管場所としても使えます。たとえば、自転車置き場や、釣り道具置き場として使うことも可能です。このように、家の居住部分には持ち込みたくないけど、屋外にも置きたくないものの保管場所としても、利用できます。また、ガレージハウスから車を外に出せば、バーベキューをすることもできます。たとえ庭があったとしても、すぐそばに隣家があれば、庭でバーベキューをするのはためらわれますが、家の中のスペースであれば、隣家を気にすることなくバーベキューが可能です。

このようなオプション的な使い方ができるのも、ガレージハウスの魅力と言っていいでしょう。車が好きな人、アウトドアが好きでそのためのスペースを確保したい人、趣味の多い人や家に友人を呼ぶのが好きな人には、ガレージハウスがおすすめです。ガレージハウスには費用がかかり、居住空間が削られるなどの制約がありますが、上手に活用すれば、それらのデメリットを超えるメリットがあります。

□まとめ

ガレージハウスは、家の中に駐車スペースがあるので、車が風雨に晒されず盗難などの被害に遭う心配もありません。そのため、車を愛する人には、理想的な家と言えるでしょう。ただし、ガレージハウスは1階部分に駐車スペースを設けるので、家の強度が弱くなるため木造で建てるのは困難です。ガレージハウスは鉄骨やコンクリートで建てる必要があるので、建築費用が割高になります。それでも、車をこよなく愛する人にとって、ガレージハウスは理想的な家であるに違いありません。

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