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■ 2022/02/12

投稿者: マレアハウスデザインスタッフ

憧れを実現!ガレージ住宅の間取りを大公開!

目次

「ガレージのある家に住みたい」

「愛車を眺められる間取りにしたい」

宇都宮市・栃木市・小山市周辺に新築予定で、このようにお考えの方も多いのではないでしょうか。ガレージにはカーポートとは違うさまざまなメリットがあり、せっかく新築を建てるならガレージ住宅を希望される方も多いです。そこで今回は、ガレージ住宅について情報をお届けします。

□ガレージ住宅のメリットについて

1つ目のメリットは、雨風や盗難、いたずらから車を守れることです。

ガレージには基本的にシャッターがついています。シャッターがついていることで、車を盗難やいたずらから守れます。また、強風でモノが飛んできて車を傷つけたり、雨によって汚れたりする心配はいりません。さらに、車の紫外線による劣化も防げます。特に、高級車を所有している方はガレージを設置するケースが多いです。

2つ目のメリットは、悪天候でもスムーズに家に入れることです。

特に、天気の悪い日には車から家に荷物を運ぶのが億劫ですよね。そこで、ガレージ住宅にする方の多くが玄関に直結するように設計されるケースがほとんどです。そのような間取りにすることで、天気が悪くても雨に濡れずにスムーズに荷物を運べます。加えて、お子様や高齢者がいらっしゃる場合でも、乗り降りしやすいため非常に便利です。

3つ目のメリットは、車のお手入れがしやすいことです。

ガレージを設置することで、時間や人の目を気にせずに車をお手入れできます。汚れや水が隣の家や車に飛び散る心配もありません。メンテナンスをすぐに行えるように、ガレージ内に工具の収納スペースもあると便利です。その他にも、ガレージ内の隙間スペースを活用して、好きなコレクションを飾ってみたり、趣味のための空間に活用したりするのも良いでしょう。

4つ目のメリットは、税金を抑えられる可能性があることです。

ガレージの広さが家全体の延べ床面積の5分の1までの場合、容積率には含まれません。そのため、ガレージの広さを家全体の延べ床面積を5分の1までに抑えることで、固定資産税を節約できます。ただし、電動シャッターのような高機能設備を取り付けることで、税金を課せられる場合があるため注意が必要です。

□ガレージ住宅のデメリットと対策

1つ目は、排気ガスの対策についてです。

ガレージ住宅のデメリットとして、排気ガスが溜まりやすいことが挙げられます。そのため、常に自然換気を促す設計にすると良いでしょう。また、大きな換気扇を取り付けて常に空気を循環させることもおすすめです。加えて、排気ガスにより壁が汚れやすくなります。汚れ対策として、ガレージの壁には汚れが落ちやすい塗料や素材を採用すると便利です。

2つ目は、音の対策についてです。

ガレージ住宅では、駐車スペースと居住スペースが隣接していることも多く、エンジンを作動する際に出る音が響いたり振動を感じたりしてしまいます。そのため、ガレージには防音対策も必要となります。

方法としては、まず居住スペースとガレージの位置関係を工夫することをおすすめします。例えば、ガレージの近くに、寝室やリビングを配置しないようにしましょう。防音壁を採用するのも対策のひとつです。

また、排気ガスのにおいが生活空間に支障をきたさないように間取りを工夫するのもポイントです。キッチンやダイニングが近くにあると、料理のにおいに排気ガスのにおいが混ざってしまうため、玄関や収納スペースなどをガレージの近くに配置する設計がおすすめです。

□ガレージ住宅の面積別の間取りについて

*30坪の場合

30坪の広さは、3〜4人暮らしに人気の間取りです。

また、この広さの間取りにガレージを設計する際には、6〜8畳の個室が2〜3部屋が配置されていることに加えて、車1台分収納できるガレージを設置している2階建ての家が目安となります。2階にリビングを配置して、1階には家に入ってすぐ手を洗えるように洗面所や浴室を配置すると良いでしょう。

他にも、3階建てにして1階全体をガレージにするケースや、平屋にしてリビングから愛車を眺められるように設計するのも魅力的です。3階建ては階段の上り下りが増えるので、ご高齢の方がいるご家庭やバリアフリーを希望されるご家庭には不向きです。一方、平屋にするには十分な敷地面積が必要になります。

*40坪の場合

40坪の広さの場合、6〜8畳の個室が3〜4部屋と車1台分収納できるガレージを設置している家が目安です。

また、6〜8畳の個室が2〜3部屋と車2台が収納できるガレージを設置している2階建ての家に適した広さです。

車1台分のガレージがあれば、リビングダイニングや主寝室などをより広く設けられます。一方、車を2台以上収納できるガレージが必要だけど居住スペースも広くしたい場合には、40坪以上の土地を確保できると良いでしょう。

*50坪の場合

50坪の場合には、6〜8畳の個室が4〜5部屋と車2台分収納できるガレージを設置している2階建ての家を建てると余裕を持って設置できます。50坪の広さにすることで、部屋の数を増やしたり広くしたりできるだけでなく、中庭やデッキを設けることもできます。車を2台所有している方は、50坪はあったほうが自由度も高まります。

*60坪の場合

60坪の場合には、6〜8畳の個室が5〜6部屋と車2台以上が収まるガレージを設置している2階建ての家を建てられます。お子様2人の子供部屋や夫婦それぞれの趣味部屋も十分に確保できます。来客が多いご家庭では、ゲストルームを設ける方もいらっしゃいます。

ガレージでは車の収納だけでなく、お手入れ用の作業スペースやガーデニングやアウトドア用具を収納するスペースを確保できるため非常に便利です。流行りのDIYや観葉植物のお手入れなど、室内ではあまりしたくない作業スペースとしてもおすすめです。さらに、居住スペースにはウォークインクローゼットのような大きな収納スペースも設置できるでしょう。

このように、坪数によって特徴が異なります。

そのため、ご家族のライフスタイルや家族構成を考慮して広さを検討しましょう。

□ガレージ住宅で失敗しないためのポイント

1つ目は、ガレージの広さについてです。

先ほどもお伝えしたように、ライフスタイルや家族構成によって、ガレージに必要な広さは変わってきます。また、ガレージは車を停めるだけのスペースなのか、それとも何かしら作業をしたいのか、収納スペースとして使いたいのかなど、目的によっても必要な広さは変わってきます。固定資産税の軽減優遇のことも考慮して、必要な広さを決めましょう。

2つ目は、居住スペースの配置についてです。

ガレージを確保することで、その分1階の居住スペースが狭くなってしまいます。結果的に、2階や3階にリビングを配置するケースが多いです。仮に3階建てを採用することになったとしたら、階段の移動にかかる負担を軽減できるような間取りにすることをおすすめします。

例えば、1階にガレージと洗面所やトイレ、浴室、2階にLDK、3階に子供部屋や寝室という間取りにすると、1日の中で何度も1階から3階まで移動しなければなりません。若いうちは問題ないですが、住宅は何十年も住み続けるものなので、年齢を重ねていくことも考慮してなるべく縦移動が少ない間取りにしましょう。

3つ目は、玄関からの動線についてです。

家への出入りを効率的に行うために、ガレージと玄関を直結させるケースが多いです。日常生活で車に乗る機会が多い方は、ガレージから玄関の出入りを意識して、スムーズな動線の間取りにすると良いでしょう。また、家に入った後も玄関からキッチンに食材を置くまでの導線や、洗面所に手を洗いに行くための動線をイメージして設計をすることで、快適な暮らしを実現できます。

□まとめ

今回は、ガレージ住宅について解説しました。

ガレージ住宅にはメリットもデメリットも存在します。デメリットの対策でお伝えしたように、臭い、音、汚れ対策を施すことで、メリットのみを享受して快適に暮らすことができます。車やバイク好きな方、アウトドア用品などが多くあり収納スペースを確保したい方などには、ガレージ住宅はおすすめです。

ガレージ住宅についてご不明点ご質問等ございましたら、お気軽に当社までご連絡ください。

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