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■ 2022/03/12

投稿者: マレアハウスデザインスタッフ

ガレージハウスの防音性について考えよう!その魅力も紹介します!

目次

皆さんは、ガレージハウスについて検討する際に「防音」を考慮したことはございますでしょうか。

ガレージハウスはその構造上、生活音や車のエンジン音が筒抜けになり生活に支障が出る可能性があります。今回は、宇都宮市・栃木市・小山市周辺でガレージハウスを検討中の方に、ガレージハウスの魅力と防音にする必要性について解説します。

□ガレージハウスが人気なのはなぜ?その魅力について

ここでは、たくさんの魅力が詰まったガレージハウスについて4つ紹介します。

*車を守れること

ガレージハウスでは、車の駐車スペースが屋根や壁で覆われています。それゆえ、外の駐車場やカーポートと比較して雨風や紫外線、台風から愛車を守れます。鍵をかけられるシャッターを設ければ、車へのいたずらや盗難などの被害からも愛車を守れます。このように、ガレージハウスでは外に車が晒されることがないため、車の劣化を最小限に抑えつつ、防犯性も高められるのです。

*別の用途として楽しめること

ガレージの魅力として、車やバイクをとめておく以外にも、その他の趣味を楽しむスペースとして活用できる点が挙げられます。DIYが好きな人は作業をしたり工具を保管したりするスペースとして活用できます。

また、アウトドア用品をまとめて収納する空間としても活用できます。車をガレージから出すことで、BBQやビニールプールでお子様たちと遊ぶこともできるでしょう。趣味の楽しみ方が広がり、休日を謳歌できることと思います。

*雨の日でも楽に乗り降りができること

雨の日に屋外の駐車場で傘をさして車の乗り降りをすることはストレスですよね。また、買い物で荷物を出し入れするのが大変な場合に雨に濡れることも考えられます。お子様と一緒に買い物に出かけていた際には、荷物とお子様を雨から守る必要もあります。小雨ならまだしも台風のような日には、車の乗り降りだけで大きなストレスになってしまいます。

屋根や壁に覆われたガレージなら雨のことを心配せずに、居住スペースから直接ガレージ内に出入りできます。また、ガレージから室内へのドアを設けることによって、移動距離が短くなります。まとめ買いした食材や大きな家具家電を運ぶ際に、移動距離は少しでも短い方が助かります。眠ってしまった小さなお子様を抱っこして家に連れて入るのも、ガレージハウスならスムーズです。

*空間を有効活用できること

狭い敷地だと建物や駐車スペース、庭など、十分なスペースを確保することが難しいかもしれません。建物の一階部分にガレージを設けることによって建物とガレージが一体となります。そして、無駄な動線や空間を省けます。

また、一階の一部分がガレージのスペースになってしまいますが、3階建てなどの構造にすることによって各階全体で考えた際に居住スペースを広げられます。土地の敷地面積が広くはなく、土地を有効活用したいご家庭にもおすすめの間取りです。

□なぜガレージハウスは防音にする必要があるの?

*防音対策の必要性

これらの魅力ゆえに多くの方が一度は憧れたことがあるであろうガレージハウスですが、デメリットとして音が伝わりやすいという点が挙げられます。車のエンジン音は生活音とは比べ物にならないくらい大きく響き渡りますので、壁やドアを伝って居住スペースにまで届いてしまいます。

テレビの音が聞こえない、深夜に家族が車で帰宅した音で目が覚めてしまう、仕事の妨げになるなど、居住スペースに音が伝わることにより生活のさまざまな面で支障が出ることも考えられます。そのため、居住スペースと駐車スペースが繋がっているガレージハウスにおいては、駐車スペースでのエンジン音やメンテナンス時の音、シャッターの開閉音が居住スペースに届かないように防音対策をする必要があるのです。

*防音対策

ガレージハウスの新築時にできる防音対策としては、ガレージ部分と居住スペースの間の壁に吸音・防音性のある資材を使う方法があります。家を建ててからDIYなどで資材を後付けすることも可能ですが、これから新築を検討しているのであれば、新築時に防音性を高めておいた方が確実ですし手間も省けます。

防音性を高めても音をゼロにできるわけではありません。そのため、居住スペースの間取りでも工夫することをおすすめします。例えば、日中長い時間を過ごすリビングや静かに過ごしたい寝室・書斎は、ガレージからなるべく離れた位置に配置することで、音が気にならなくなるでしょう。

最後に、エンジン音を抑えることは難しいですが、シャッター音であれば比較的音が小さい商品を選ぶことで解決するかもしれません。なるべく開閉音の小さなシャッターを新築時に選ぶことで、自宅への音だけでなく近隣の住宅に響き渡る音も抑えられます。

□ガレージハウスを建てる際の注意点について

ガレージハウスの音に関する注意点をお伝えしましたが、その他にもガレージハウスで気をつけるべき点はいくつかあります。最後に、ガレージハウスでの注意点を4点お伝えいたします。

1つ目は、間取りや強度を工夫することです。

一階部分がガレージになるために二階建てのまま設計をする場合は、居住スペースが通常の住宅よりも狭くなります。それゆえ、住みにくくならないように間取りを工夫することが大切です。また、開口部が広くなる分、強度が高い建材を利用するなどの耐震性に対する対策は必要不可欠です。ガレージハウスの施工経験のある住宅会社に依頼することで、強度や間取りの観点でも安心してお任せできると思います。

2つ目は、動線を考慮することです。

ガレージハウスでは、駐車スペースと居住スペースが繋がっている分、通常の家と比べて家族の動線が複雑になりがちです。車をよく使う人も使わない人も家族全員が動線でぶつかり合うことなく生活できるように、生活スタイルに応じて間取りの設計をするようにしましょう。

例えば、ガレージから直接居間へ移動できれば、車を頻繁に利用する方にとっては生活が楽になるでしょう。また、愛車で日用品の買い物を日常的に行っている家庭では、キッチンの勝手口を設けると良いです。

パントリーやキッチンへの直接つながる動線を確保できれば、重たい荷物を持って移動する労力は削減されるでしょう。

3つ目は、照明やシャッターなどを厳選することです。

ガレージ内で、車の整備やDIYなどの作業を行う際に手元がはっきり見えていないと作業がしづらいです。

それゆえ、手元がはっきり見える明るさの照明を設置する必要があります。ガレージ内はシャッターを閉めると真っ暗になりますので、人感センサーがついた照明を設置すると便利です。

加えて、先ほどを少しお伝えしたようにシャッターは騒音対策にも関係しています。極力、静音性に優れたものを選択してください。自動開閉式のシャッターの場合は、帰宅の際に車から降りてシャッターを開ける手間を省けるため、便利です。

そして、収納スペースに関しては保管するものを明確にして、適切な保管スペースを設けることが大切です。大きめに作りすぎたら、限られた駐車スペースが窮屈になり、車の出入りがしづらくなる可能性があるため注意しましょう。

4つ目は、将来的な計画を考慮してガレージハウスの大きさを決定することです。

ガレージハウスでは、新築してから駐車スペースを拡張することは難しいです。家全体をガレージ部分は支えているため、もしも工事をするのであれば大規模なリノベーションが求められるでしょう。車の保有台数はこれから増えることはないのか、車を大きくすることはないのかなど、新築前に将来のことも見据えてガレージ部分の大きさを決めるべきです。

□まとめ

今回は、宇都宮市・栃木市・小山市周辺で家づくりを検討中の方に、ガレージハウスの魅力や、デメリットとしての音問題、防音にする必要性などについて解説しました。愛車をいじったり、趣味を楽しんだりと魅力がいっぱい詰まったガレージハウス。防音対策や注意点を押さえた上でぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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