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■ 2022/06/12

投稿者: マレアハウスデザインスタッフ

新築で平屋を建てる際の予算は?間取りのアイデアもご紹介!

目次

これから新しく平屋を建てようとお考えの方にとって、特に気になることのひとつが予算ですよね。
実際に平屋を建てるのにどのくらいの費用がかかるのか、気になっている方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、新築で平屋を建てる際の予算と間取りのアイデアについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
 

□新築で平屋を建てる際の費用相場は?

新しく平屋を建てる場合、土地があるかないか、間取りやプラン、広さなどによってかかる費用が大きく異なります。一般的に2LDKや3LDKの大きさの平屋を建てる際の建築費用は、1000万円から2000万円程度が相場となっています。
 
2階建ての住宅とよりも平屋の方が建築費用を抑えられると考えられがちですが、実際にそれぞれの建築費用を比較してみると、必ずしも平屋の方が安く抑えられるとは限りません。それどころか、平屋の方が高くなることもあります。
 
その理由の一つとして、ある程度広い敷地を確保する必要があることが挙げられます。2階建てを建てる場合と同じくらいの居住空間を設けようとすると、ワンフロアに全て収まる平屋はその分広い敷地面積が必要になり、その分費用がかかります。
 

□土地代はどのくらいかかる?

平屋を建てる場合は、建築費用だけでなくそのほかにも様々な費用がかかります。そのうちの一つに土地代があります。土地をあらかじめ持っている方は特に問題ありませんが、まだ持っていない方は平屋を建てるための土地も用意することになります。
 
土地代について考える際は、土地代金に加えて税金や諸費用が5から10パーセント程度かかることを念頭に置いておきましょう。また、土地代はエリアによって大きく異なるため、ここからはエリアごとに土地代にかかる費用の相場をご紹介します。
 

*30坪から35坪の平屋

・東京   1,256万9700円から1,466万4650円
・大阪   497万9700から580万9650円
・愛知   347万4900から368万5500円
・福岡   187万4400から218万6800円
 
30坪から35坪の広さがあれば、3LDKや4LDKの平屋が建てられるため、お子様がいるご家庭でも安心です。4LDKの平屋を建てる場合の建築費用の相場がおよそ1560万円から2730万円程度なので、東京で土地を購入しても3000万円程度でマイホームを建てられる場合があります。
 

*20坪から30坪の平屋

東京   837万9800円から1,256万9,700円
大阪   331万9800円から497万9,700円
愛知   231万6600円から347万4,900円
福岡   124万9600円から187万4,400円
 
20坪から30坪の広さでは、2LDKや3LDKの間取りが可能であるため、夫婦2人で生活している方やお子様が1人いるご家庭におすすめです。また、広い庭を取り入れたい場合には、1LDKにして開放的な住まいにするのも良いでしょう。
 

*20坪以下の平屋

東京   ~837万9800円
大阪   ~331万9800円
愛知   ~231万6600円
福岡   ~124万9600円
 
20坪以下の土地は、シンプルな間取りで暮らしたい夫婦や1人暮らしの方に適しているでしょう。
土地代や平屋の建築プランによっては、1000万円以下で建てられることもあるので、なるべくコストを抑えて平屋を建てたい方におすすめです。
 

□平屋住宅を建てる際の間取りアイデアを紹介!

次に、平屋を建てる際の間取りアイデアをご紹介します。
 
1つ目は、勾配天井のリビングです。
平屋の特徴である高い天井を活かして、勾配天井を取り入れることでリビングを開放的に演出できるでしょう。また、勾配天井は空間に広がりや明るさを生み出せるのが魅力です。2階建て住宅では吹き抜けと一緒に組み合わせることも多いですが、平屋の広く設けたリビングの全面を勾配天井にすることでより開放感を感じられる空間になるでしょう。
 
2つ目は、間仕切りを少なくすることです。
家族それぞれに個別の部屋を設けることの多い2階建て住宅に対して、1フロアで常に家族を感じながら暮らせるのが平屋の特徴です。その特徴を活かして、できるだけそれぞれの部屋ごとの間仕切りを少なくすることで、さらに一体感と開放感のある住まいにするのもおすすめです。このような工夫をすることで、自然と家族内のコミュニケーションを生み出せるでしょう。
 
3つ目は、リビングを中心に部屋を配置することです。
リビングを挟んだところに各部屋を配置することで、個室で各々のプライベートな時間を楽しみ、一歩部屋の外に出れば家族が集まるリビングにつながります。このような間取りにすることで、プライベートと家族時間を分けられ、メリハリのある住まいになるでしょう。
 
4つ目は、スキップフロアやロフトを取り入れることです。
平屋は全ての生活空間がワンフロアに収まっていることが魅力ですが、スキップフロアやロフトを設けることでプラスワンの空間を作ることも可能です。これらの空間を取り入れることで、趣味や収納といった様々な用途で活用できるでしょう。
 
5つ目は、外観を工夫することです。
平屋住宅は平坦な印象をお持ちの方は多いのではないでしょうか。決してシンプルな外観が悪いわけではありませんが、中には個性的な住宅にしたいとお考えの方もいますよね。そんな方は外観を工夫してみると良いでしょう。外観に凹凸をつけると表情が豊かになり、個性的な印象になります。また、片流れといった屋根の形を工夫してみるのも良いかもしれません。

□平屋を建てる際の注意点を紹介!

ここからは、平屋を建てる際の注意点をご紹介します。

*広い土地が必要

先ほどもお伝えしたように、平屋は構造の特性上建てるにあたってそれなりに広い土地が必要になります。平屋を建てる場合土地の広さの問題はとても重要で、ある程度の広さの土地に建てなければ窮屈な家になってしまうでしょう。

全ての部屋をワンフロアに収める平屋は、建築面積が大きくなるため、建ぺい率の制限が2階建て住宅と比べて大きくなります。そのため、敷地と家の大きさの割合によっては、建てた後に増築ができなかったり、カーポートや物置を設置できなかったりする可能性があるため注意が必要です。

*自然災害や防犯対策

平屋を建てる際は、間取りや外観について考えることに加えて、自然災害が起こった際のことや防犯対策といった、家を守ることについても考えておきましょう。特に平屋は高さがない分、床下浸水になりやすく、避難が遅れるととても危険なため、土地探しの段階から、ハザードマップを活用して自然災害による被害を想定しておくことをおすすめします。
 
また、リビングや寝室、風呂場、台所といった不審者の侵入口となる場所が全て1階にあるため、防犯性の高い窓を取り付けたり、侵入されにくい造りにしたりと、防犯対策を万全に整えておきましょう。

*日当たりの良さ

2階建て住宅と比べて高さがない分、周囲の建物によっては外からの光が入りにくくなる可能性があります。そのため、方角を考慮しつつ大きめの窓を取り入れたり、中庭を設けたりするなど、少し工夫をしながら対策しましょう。

*ライフスタイルに合わせた間取り

家族全員が暮らしやすい住まいにするには、それぞれのライフスタイルに合わせて間取りを考えることが大切です。どんなにおしゃれで見た目が美しい家でも、家族が生活する上で暮らしにくければ元も子もありませんよね。そのため、あらかじめ家族内で話し合い、実際の生活スタイルをもとに求める条件を洗い出しておきましょう。

□まとめ

今回は、新築で平屋を建てる際の予算と間取りのアイデアについてご紹介しました。どのくらいの予算でどの程度の平屋が建てられるのか、イメージが湧きましたでしょうか。ぜひ今回の内容を参考に快適に暮らせるマイホームづくりをしてみてください。栃木市周辺でお悩みの方は、ぜひ当社までご相談ください。

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