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■ 2023/02/02

投稿者: マレアハウスデザインスタッフ

平屋でも快適に過ごすために!二世帯住宅の間取りの注意点を解説します!

目次

最近注目を集めている平屋ですが、平屋で二世帯住宅を建てられる方も増えています。平屋の二世帯住宅は、階段もないためお年寄りや小さなお子様でも住みやすいです。ただ、平屋で二世帯住宅を建てる場合、メリットだけでなくデメリットも生じてしまいますので、その点も把握して平屋の二世帯住宅を検討しなければなりません。

この記事では平屋で二世帯住宅にするメリットやデメリットに加え、平屋を建てる際の注意点もご紹介します。平屋の二世帯住宅をお考えの方はもちろん、二世帯住宅をお考えの方はぜひ最後まで目を通してみてください。

□二世帯住宅の需要が高まっている理由とは?

世代が異なる家族が一緒に住む二世帯住宅。二世帯住宅は生活スタイルの違いによるストレスや騒音など、快適に暮らせないのではというような不安がある一方で、住む方にとって有益な部分も多くあり近年多くの人気を集めています。ここでは、二世帯住宅が人気を集める理由を親世帯側と子世帯側に分けてご紹介します。

*親世帯側のメリット

親世帯側の場合、老化に伴って通院や介護が必要になることが多いですよね。その場合、二世帯住宅で生活していると通院や介護の際にサポートが期待できます。また、お孫さんがいらっしゃる場合はお孫さんの成長過程もそばで見守れますし、子世帯とも頻繁に交流できるので、「寂しい」と感じることも少なくなるでしょう。

*子世帯側のメリット

子世帯側の場合、親の様子を近くで把握できる点が二世帯住宅にする大きな魅力と言えます。また、共働き家庭で家を空けている間、お子様のお世話を親世帯側に頼めますので、仕事の繁忙期でもお子様を夜遅くまで家にお子様のみで留守番させる心配もしなくて済みます。

□平屋で二世帯住宅にするメリットとデメリット

二世帯住宅は単世帯住宅と比べて広い面積が必要になりますので、特にこだわりがないようであれば二世帯住宅には2階建て住宅の方がおすすめです。ただ、平屋ならではの魅力もありますので、平屋にこだわりたい方はここでまとめている特徴を把握して、「平屋のメリット」を活かせるか検討してみてくださいね。

*メリット5選

平屋のメリットは、「バリアフリー性が高い」、「庭との接点を持ちやすい」、「天井を高くとりやすい」、「構造上の安定度が高い」、「メンテナンスしやすい」の5つです。

1:バリアフリー性が高い

階段がなく生活に必要な設備が全てワンフロアに集約されている平屋の最大のメリットは、バリアフリー性の高さです。バリアフリー性が高いということは高齢者の方だけでなく、小さなお子様にとっても住みやすい家と言えます。

2:庭との接点を持ちやすい

平屋では多くのスペースが庭と接するため、家の中から草花や庭木を鑑賞できます。また、お子様が庭で遊ばれている際も室内から様子を確認できますので安心ですね。

3:天井を高くとりやすい

エリアによって建物の高さに制限があるため、複数階建ての建物の場合天井高に制限がかかることもあります。ただ、平屋の場合は高さに制限がある土地でも十分な天井高を確保しやすいです。

4:構造上の安定度が高い

平屋は、構造上の安定度が高く耐震性に優れているという特徴を持ちます。コの字型のように特徴的な形状でも実現しやすいですし、二世帯住宅で生活スペースを分離したい際にも間取りの選択肢が広がりやすいです。

5:メンテナンスしやすい

平屋の場合、メンテナンスの際に足場を組まずに屋根や外壁の修理が可能な場合もあります。長期的に住むことを考えれば、メンテナンスがしやすい点は嬉しいですよね。

*デメリット3選

平屋のデメリットは、「2階建てより広い土地が必要」、「建築コストが必要になる」、「太陽熱の影響を受けやすい」の3つです。

1:2階建てより広い土地が必要

見出しの冒頭でも述べましたが、平屋は複数階建ての建物と比べ、広い面積が必要になるため建物が密集している都心部では実現が難しい可能性が高いです。また、平屋の二世帯住宅は広い土地が必要になりますので、土地の購入代金に余裕を持たせておくと良いでしょう。

2:建築コストが必要になる

平屋は同じ延面積の複数階建ての建物と比較すると、基礎や屋根の面積が広くなります。
その分、建築工事にかかる費用も割高になってしまうケースが多いです。

3:太陽熱の影響を受けやすい

平屋は屋根が広いため、太陽熱の影響を受けやすいです。そのため、性能の良い断熱材が必要になります。ただ、「屋根が広い」ということは太陽光発電を利用する際に便利です。

□平屋の二世帯住宅のタイプを3つご紹介!

1:完全同居型の間取り

こちらの間取りは二世帯住宅の間取りの中で、最も世帯ごとで共有する空間が多いです。お風呂やキッチンなど、生活に必要な設備を2つ設ける必要がないため、建物の面積やコスト面も削減できるというメリットが得られます。ただ、生活リズムが違いすぎるとストレスを溜め込んでしまう原因となります。

2:部分共用型の間取り

こちらは、キッチンやお風呂、リビングなどのスペースを共用し、寝室などの生活スペースは分離した間取りです。世帯間のプライバシーが確保でき、ある程度の距離感を保てます。
どこまで共用し、分離するかは住む方々で話し合って決めるようにしましょう。

3:完全分離型の間取り

こちらは、生活するスペースを完全に分離した間取りです。世帯間で共有するスペースがないので、お互いのプライバシーを確保できます。ただ、完全に生活空間を分離した間取りとなっていますので、コミュニケーションが希薄になりやすいです。

□平屋二世帯住宅の間取りのポイント

平屋を二世帯住宅の間取りにする際のポイントは以下の5つです。

*中庭で住居部分を仕切る

平屋と中庭の相性は非常に良く、中庭を挟む形でお互いの住居スペースを確保すると適度な距離感を確保できます。中庭のある家は自然光も取り入れやすいので、各部屋が明るくなるでしょう。

*天井を高くする

二世帯住宅は一つ一つの部屋が狭く感じられやすいですが、天井を高くすることでそのお悩みも解決できます。縦にスペースを確保することで開放感を出しましょう。

*プライベート空間は隣接させない

特に寝室は、静かな落ち着いた空間にしたいと希望される方が多くいらっしゃいます。住み始めてからのことも考え、プライベートな空間は隣接させないようにしましょう。

*窓の配置に注意する

二世帯住宅の場合、採光や風通しだけでなくプライバシーも配慮して、窓の配置を考えることが暮らしやすい家にするための鍵です。窓の大きさや配置に注意が足りない場合、お互いの部屋が丸見えなんてことも考えられます。

*バリアフリーを考慮する

階段がないため複数階建ての家よりバリアフリーには優れていますが、それでもバリアフリーを考慮した家づくりを忘れないようにしたいものです。小さなお子様も親世帯の方も住む方すべての人にとって、住みやすい家を目指しましょう。

□平屋を建てる際の注意点とは?

*災害時に備えて土地を選ぶ

大雨のような自然災害で、浸水する恐れのある土地に平屋を建てるのは避けましょう。洪水で1階が浸水してしまった場合、平屋は2階がないため避難できません。

*防犯対策は入念にする

平屋は1階の窓の数が多いため、防犯対策は入念に行う必要があります。犯罪から身を守るために、窓にはシャッターをつける、もしくは破られにくい窓ガラスにするなどの対策を考えましょう。

□まとめ

二世帯住宅は親世帯側はお孫さんの様子を近くで見守れますし、子世帯側は親御さんのそばで暮らせますので安心ですよね。また、平屋の二世帯住宅は階段もなくバリアフリーに配慮した作りになっていますし、構造上の安定度にも優れています。

ただ、複数階建てよりも平屋で二世帯住宅を希望される場合は、広い土地も必要ですし、建築コストもかかってしまいますので注意点として覚えておきましょう。宇都宮市・栃木市・小山市周辺で平屋の二世帯住宅に住みたいとお考えの方は、ぜひ当社にお気軽にご相談ください。

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