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■ 2023/02/12

投稿者: マレアハウスデザインスタッフ

工夫すればデメリットも解決!コの字型平屋のメリットと間取りの例をご紹介!

目次

平屋住宅をお考えの方にとって、「間取りをどうするか」結構悩んでしまいますよね。平屋で中庭のある家にしたい方は、コの字型の間取りがおすすめです。この記事では、コの字型の間取りのメリットとデメリットをご紹介します。デメリットを解決する方法もご紹介しておりますので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。また、コの字型だけでなく他の間取りのタイプについてもご紹介しておりますので、ご家族のライフスタイルにあったものはどれか考えながら読んでみてください。

□平屋住宅の間取りタイプを4選ご紹介!

*コの字型

こちらは名前の通り、建物を上から見た際にカタカナのコの字をしているタイプです。中庭に面している壁が3面ですのでプライバシーも確保しながら、1面は外部と繋がっているので開放感を感じられます。

*I字型

こちらは、縦や横に長い一般的な形状のタイプです。シンプルな形のため中庭を作ることはできませんが、オープンな庭を確保できます。土地の広さや形にもよりますが、比較的間取りの自由度が高く土地に合わせた設計がしやすいという特徴を持ちます。

*L字型

こちらは壁が2面のみにあるタイプの平屋です。I字型と同じく中庭は作れませんが、比較的自由度の高い作りと言えます。オープンな雰囲気を好む方は道路の反対側にL字を設置すると良いですね。

*ロの字型

こちらは4面の壁に囲まれた形状で、中庭は完全にプライベートな空間を確保できます。建物に囲まれており閉鎖的なイメージがあるかもしれませんが、自然光はあらゆる方向から差し込みますので明るい空間を確保できるでしょう。

□コの字型の平屋のメリット3選ご紹介!

*中庭から光を取ることで室内を明るくできる

コの字型は中庭を3面壁で囲ってありますが、囲まれていない1面から自然光を取り込めますので室内を明るくできます。間取りにもよりますが、自然光を効率よく取り入れられるので、明るい室内を作りやすいです。

*風通しが良くなる

コの字型の平屋は、中庭から室内に風を取り入れられるので風通しが良いです。中庭は家の中心に設置しますので、風の通り道の確保に役立ちます。気持ちの良い風のなか生活することで、心身ともに健康な生活が送れるでしょう。

*中庭と一体化した家にできる

コの字型の平屋で縁側を設置することで、庭との距離が近くなりプライベートな空間でより自然と一体化した家づくりを楽しめます。プライバシーも確保しつつ中庭との距離も近くなるため、気軽にガーデニングなどの趣味に没頭できますね。

□コの字型の平屋のデメリット3選をご紹介!

*建築価格が高くなる

基本的に、家の形はシンプルな方が建築価格は抑えられます。なぜなら、凹凸が多いと材料の継ぎ目が多くなってしまい施工に手間がかかってしまううえに、材料の切れ端が出やすくなってしまうからです。さらに、中庭の外構工事や照明設備などにこだわりすぎると、予算オーバーしてしまう原因にもなります。

*維持が大変になる

コの字型の平屋は以下のような理由から、綺麗な状態を維持することが非常に大変です。

・中庭に木を植えると枯れ葉の掃除が必要
・リビングの光に虫が集まってしまう
・ウッドデッキの長持ちにはメンテナンスが必要
・排水溝にゴミや土、落ち葉が詰まってしまう
・中庭に面して大きなサッシをつけると拭き上げが大変

特に中庭がリビングから見える場合は、中庭部分も同様にお手入れする必要があります。
長期的にメンテナンスが楽な中庭にしていくことが大切です。

*生活動線や家事動線が取りにくい

コの字型の間取りは、1本の長い形状を折り曲げたものです。そのため、端から端を移動する際に距離を感じてしまう可能性があります。中庭を通れれば移動距離を縮められますが、わざわざ履き物を履き替えたり、段差を降りることを手間に感じてしまうでしょう。

□コの字型平屋のデメリット解決策をご紹介!

ここでは、先ほどの見出しでご紹介したコの字型平屋のデメリットを解決する方法をご紹介します。

*シンプルに仕上げよう(費用面)

コの字型で建築費用が上がってしまう理由は、先ほども述べたように間取りが複雑だからです。建物や屋根の部分が複雑になってしまうと、設計や技術、建築資材にかかる費用も増えてしまうので壁や窓、設備の素材からグレードまで慎重に検討する必要があります。価格面を抑えたい場合は、できる限りシンプルな形状にすることを意識しましょう。

*メンテナンスを見据えた設計をする(維持の面)

中庭やテラスの維持管理は、想像以上に手間と時間がかかります。訪問者が来る際もリビングから中庭が見える際は中庭まで手入れしておく必要があります。メンテナンスをしやすくするためにも、メンテナンスの頻度や手間を事前に想定した上で、負担のかかりにくい素材や性能のものを選ぶと良いですね。

*生活動線と家事動線を重視する

内と外の繋がりのスムーズさが魅力的なコの字型の間取りですが、生活動線や家事動線を何も考えずに設計してしまうと、スムーズな動線を妨げてしまうかもしれません。中庭の使い勝手や使用目的に合わせて動線を繋げる、もしくは動線を分けるというようなライフスタイルの再確認を事前に行っておくと良いでしょう。

□コの字型の間取りの実例を5選ご紹介!

*それぞれの生活や好みを活かせる部分共有型の二世帯住宅

家族が共有する玄関や洗面所トイレなどの水回りは中央に配置し、互いの水回りの使用音で睡眠中に起きることがないように寝室を中央から離した造りになっています。親世帯側にデッキを作ることで、子世帯側の部屋の部分が目隠しとなり外からの視線を気にすることなく、バーベキューを楽しめることもポイントです。

*日当たりが良く開放感のある平屋

玄関土間とLDKを繋げたことで、開放的な空間がおしゃれな平屋です。
水回りを集中配置していることから、家事動線にも配慮した造りになっています。
中庭に南側からの日差しを取り込む造りにもなっており、コの字型のメリットを最大限に活かしていますね。

*家事動線の効率化で広々としたリビングを実現した平屋

水回りとサンルームを集中配置したことで、約10歩で完結する家事動線を実現しました。
水回りが集中配置されていることで、来客者をたくさん呼べる広々としたリビングも完成しています。

*生活時間帯にも配慮してくつろぎスペースを実現した平屋

こちらはコの字型の造りを活かして、生活リズムの違う家族が安眠できるように配慮した平屋です。デッキで主寝室をキッチンや洗面所などの水回りとしきっています。デッキはお手入れしやすいタイル製にすると良いでしょう。

*休息と活動スペースを分けた平屋

こちらはLDKを中心に寝室とリビングや書斎などの活動スペースを分けることで、生活にメリハリが出る平屋になっています。キッチンには家事がしやすい横動線を採用しているので、中庭で遊ぶお子様を見守りながら料理できますので安心ですね。

□まとめ

平屋住宅の間取りのタイプは、コの字型、I字型、L字型、ロの字型の4つに分けられます。この記事で焦点をあてたコの字型は、中庭から自然光を取り入れられるので明るい家になりますし、風通しも良いことがメリットとして挙げられます。

一方で、建築価格が高くなりやすいことやメンテナンスが大変になるというデメリットも生じますので、シンプルに仕上げることを意識し、メンテナンスまで考えた設計を心がけるようにしましょう。宇都宮市・栃木市・小山市周辺でコの字型の平屋をお考えの方は、ぜひ当社にお任せください。

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