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■ 2023/08/12

投稿者: マレアハウスデザインスタッフ

家づくりの収納計画で失敗しないためには?計画のコツをご紹介!

目次

ご自身のライフスタイルに合わせた収納スペースを作ることで、質の高い快適な暮らしを送れます。
しかし、収納計画を立てることは家づくりにおいてメインに捉えられないことが多いです。

ご家族全員が住みやすい家を実現するために、必要不可欠な収納計画。
本記事では、収納計画の立て方やポイントについて解説します。
適切な収納スペースを設けるメリットは、片付けも簡単で綺麗な環境を維持できる家を実現できる、家事の負担も減らせるなど多く挙げられます。

これから家づくりをお考えの方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。

□収納計画のファーストステップ

自由度の高さが魅力である注文住宅で適切な収納量を確保するために、まずは以下の2つを実践してみましょう。

*収納に必要な荷物の量を把握する

新生活を始めてから荷物が増えることも考慮して、今の荷物量よりも少し多めの荷物量をイメージすることをおすすめします。
今の荷物量を把握する際は、しばらく使っていないものや不要なものがあれば引っ越しを機に断捨離してみるのも良いですね。

不要なものまで新居に持ち込んでしまうと、後々、収納スペースが不足してしまう可能性が高いです。
捨てるのはもったいないと感じる方は、リサイクルショップへ持ち込んでも良いですし、フリマアプリの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

*生活スタイルにあった収納場所を考える

間取りを作成する段階でご家族の生活スタイルをイメージしながら、必要なものを必要な場面ですぐに取り出せる配置にすることを意識して収納場所をある程度考えましょう。
また、住み始めてからではないと気づきにくいポイントですが、扇風機やストーブのような季節ものの大型家電が上手く収納スペースに収められなかったという後悔も少なくありません。

後悔を減らすためにも、新居に持ち込む予定の大型家電のサイズはあらかじめ把握しておきましょう。
また、収納スペースのドアは引き戸にすると、デッドスペースが生まれることを防げますし、収納したものを取り出す際も取り出しやすいです。

 

□収納計画を立てる際のポイント

収納計画をどう立てるか具体的に知っておくことは、理想のマイホームを仕上げるために必要不可欠です。
後悔のない家づくりを進めるためにも、以下の4つのポイントを意識して収納計画を立てましょう。

1.現在の持ち物を整理して、不要なものは捨てる

必要な収納量を把握するために、まずは今持っている荷物を整理整頓しましょう。
お子様の成長に合わせて使用しなくなったものや、故障してしまい使えなくなったものはこの段階で処分しておくと後がスムーズに進められます。

2.現在の持ち物をリストアップする

持ち物のリストアップをする際は、季節ものの大型家電から日用品までできる限り細かくリストアップすることがポイントです。
また、リストアップする際は「よく使うもの」と「あまり使わないもの」に分けておくと収納計画が立てやすくなります。

3.将来必要になるものをリストアップする

将来必要になるものとは引越し後に購入予定の家具や、お子様の成長に合わせて必要になる消耗品などを含みます。
長く住んでいれば荷物が増えることは仕方ないですが、荷物が増えた際に収納に困らないように事前にどれくらいの荷物が増えるか具体的に把握しておきましょう。

4.持ち物をどこに収納するか決める

リストアップが終わり次第、それぞれの荷物を収納する場所を決めていきます。
収納場所を決める際は「使いたい時に使えるように」ということを意識して決めると、住みやすい家を実現できるでしょう。

□家づくりの収納での失敗事例

収納計画で以下のような失敗をしてしまう事例は、意外と多いものです。
理想の収納を計画する前に失敗事例を知り、暮らし始めてからの後悔を減らしましょう。

*収納スペースが多すぎた、もしくは足りなかった

上記の失敗は、収納計画の段階で荷物量を具体的に把握できていなかった際に起こる可能性が高いです。
収納が不足してしまうと、荷物が収まりきらなくなってしまうのである程度のスペースは必要ですが、だからといって必要以上に収納を大きくしすぎても、生活スペースを圧迫してしまいます。

*いつも物を探している

全ての荷物を収納できたのは良いものの、「使いたい場面で使えない」と困るケースも多いです。
必要な物を使いたい場面で使えないとなると、ストレスも溜まってしまいますよね。
そうならないために、できる限り使う場所の近くに収納スペースを設けることがポイントです。

*物の出し入れがしにくい

こちらは、奥行きが深い収納棚を採用した場合に起こりやすい失敗です。
季節ものの大型家電は多少取り出しにくくても、使用頻度が低いのであまり困らないかもしれません。
しかし、頻繁に使うものの出し入れがしにくい場合は片付けも面倒くさくなり、部屋が散らかってしまう原因になってしまうことも。

*コンセントをつけておけばよかった

充電式のコードレス掃除機や空気清浄機、Wi-Fiのルーターなどの収納場所で、コンセントに繋いでおきたいと感じるケースは珍しくありません。
そのため、リストアップの際に充電が必要な大型家具には、あらかじめ目印をつけておくと収納場所を決めるときに役立つでしょう。

□おすすめの収納スペース

シンプルな収納スペースももちろん素敵ですが、以下のように一手間加えた収納スペースを導入してみてはいかがでしょうか。

1.パントリー

パントリーは食料品や日用品を保管する場所というイメージが強いですが、冷蔵庫や電子レンジなどのキッチン家電を収められるパントリーを導入すれば、スタイリッシュなキッチンを実現できます。
また、日本は自然災害の多い国ですので、災害時の際に役に立つ防災グッズを保管しておく場所としてもおすすめです。

2.ランドリールーム・家事室

面倒な家事を一部屋で完結できる家事室やランドリールームは家事の負担を軽減でき、時間も短縮できるため近年改めて人気を集めている間取りです。
こちらは、タオルや洗濯に使う洗剤を収納しておく場所にも利用でき、急な来客時にもとりあえずランドリールームに洗濯物を避難させることで生活感を隠すこともできます。

□家づくりの収納計画で失敗しないための心得

収納計画は家づくりを進める過程の中でも非常に重要なポイントの1つ。
今までご紹介してきたことに加えて、以下の2つを心得ておくと住み始めてから不便を感じる可能性を減らせるでしょう。

1.収納率で決めない

一般的に収納率は床面積12%が目安と言われていますが、各家庭が所有する荷物量は千差万別であるため12%が適切な収納率とは言いきれません。
コレクションが趣味の方もいらっしゃいますし、ミニマリストのご家庭もあるでしょう。
よって、収納率だけで判断せずに、計画の段階で具体的な荷物量を確認することが大切です。

2.電気配線を考慮する

電気配線は忘れがちで後悔しやすいポイントです。
特に収納スペースの空間の奥行きが深い場合や、シンプルに広い収納スペースの場合は機能性も考慮して、照明器具を取り付けたいですよね。
そのため、全ての収納スペースに設置する必要はありませんが、必要な場所に必要な数の電気配線を設置しましょう。

□まとめ

家づくりは間取りや内装、外観デザインなど決めるべきことが多くありますが、収納スペースも住みやすい家づくりのためには丁寧に設計していく必要があります。
収納計画を立てる際は、まず、所有している荷物量を把握して具体的に必要な収納スペースを把握することが大切です。

その後、コンセントの場所を決めたり、取り入れたい収納スペースを決めたりしましょう。
収納スペースは決してサブ的な空間ではなく、家を綺麗に保ち快適な暮らしを送るためにも慎重に設計していかなければなりません。
収納計画を立てる際は「適材適所」を意識して、必要なものがノンストレスで使える収納を心がけてみてくださいね。

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