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■ 2018/06/26

投稿者: マレアハウスデザインスタッフ

デザインとは

目次

デザインという言葉を聞いて皆さんは最初に何を思い浮かべますか? 一般的にデザインという言葉は日常的によく使われますが、定義について聞かれると非常に曖昧で、上手く説明できる方は少ないと思います。デザインを辞書で調べてみると … “デザインとは” の続きを読む

デザインという言葉を聞いて皆さんは最初に何を思い浮かべますか?

一般的にデザインという言葉は日常的によく使われますが、定義について聞かれると非常に曖昧で、上手く説明できる方は少ないと思います。デザインを辞書で調べてみると語源はラテン語の「Designare」にあるといわれています。Designareは計画を記号に表す。つまり元来はモノの姿や形に関する意味で用いられていたようです。

しかし現代におけるデザインとはそれだけに限らず、「ライフデザイン」「地域デザイン」「環境デザイン」「インテリアデザイン」など人間の行為をより良いかたちで適えるための「計画」も意味するようになっています。

弊社は住宅会社ですので、今回は住宅会社の観点からデザインについて豆知識と共にお話したいと思います。

 

日本の住宅の歴史

◆縄文時代から天然エネルギーを利用していた

はじめに住宅デザインを語る上で日本の住宅の歴史を振り返ると、縄文時代にまでさかのぼります。この時代に人々の定住化が進み、集落が出現しました。日本最古の住居は竪穴式住居と呼ばれ、地面を掘り下げて円形の穴をつくり、その中央には炉が設けられました。また周囲に柱を立て、草で屋根が葺かれ、外から水が浸入するのを防ぐための工夫もされていたようです。シンプルな構造ですが実は天然のエネルギーを利用した非常にエコな設計になっていました。

・冷暖房機能

地中の温度は年間を通して外気温の影響が少なく、一定に保たれます。竪穴式住居は1メートル程掘り下げて作られていましたので、例え冷え切った冬場でも住居の中は外より暖かく、また夏場は涼しく感じられました。

・食料保存庫

地中の温度は一定に保たれていたので、土器の中に食料を入れ長期保存するのに使用されていました。

・排気システム

壁や屋根は材料のカヤを幾重にも束ね、隙間風が入るため排煙効率は良く、雨は通さない構造になっていました。さらに天井付近には排煙のための空気抜きのような穴もあったようです。

原始的な生活を営んでいた縄文時代から、人類は当時の厳しい環境に適応するための住まいづくりを行っていたといえます。

◆日本建築の西洋化と耐久性

明治維新以降、日本の鎖国に終わりを告げ西洋文化が日本で急速に発達しました。特に裕福な家庭は西洋風のデザインが好まれました。その後、大正12年に起きた関東大震災をきっかけに耐震や耐火構造の住宅づくりが注目され、近代的都市計画の下、鉄筋コンクリート住宅が普及していきました。

◆昭和30年代の住宅建設ラッシュ

終戦後の日本は深刻な住宅不足に陥っていました。そこで日本住宅公団の公団住宅や、県及び市による公社住宅と公営住宅が建設ラッシュを迎えます。これにより昭和の象徴である鉄筋コンクリートの集合住宅に多くの人が移住し、団地族という言葉が流行りました。

当時の人々の生活スタイルに大きな変化をもたらしたのは、寝る部屋と食事する部屋が分離されたことです。以前はちゃぶ台を置いた部屋で寝食を共にしていましたが、この時代から分離され、鍵の付いた金属の扉でプライバシーが仕切られはじめました。その後、高度経済成長期にともない中高層マンションも建設されるようになり、現代の日本へと至りました。

 

住宅の機能性(デザイン)

これまでの住宅の歴史を見てわかるように、時代の中で人々が住宅に求める機能性(デザイン)は日々進化しています。現代では昭和当時に比べ格段と個人の選択の幅が広く、一人ひとりの要望を叶えられる時代へとなりました。しかし数ある選択肢の中でも必ず抑えておくべきポイントがいくつか住宅にはあります。

◆間取り

住宅を選ぶ上で見た目も大切ですが、機能性を考えることも非常に大切です。日々の生活で人が住みやすいデザインになっていることが大切です。

・明るさ

家の中に自然の光が入るようにデザインされているのか確認しましょう。直射日光が入らずとも自宅の隣に光を遮る建物がなく、昼間は電気が無くても生活できるようになっているのか。

・風通し

現代では換気システムや高機能なエアコンがありますが、自然の風を家に取り組めるデザインであるのか。空気や湿気がこもると住宅の劣化に繋がります。

・収納スペース

生活で使うものがしっかり収納できるスペースがあるのか確認しましょう。それぞれ部屋によって収納するものが違いますので、よく検討してください。

・動線

人の動きを動線といいます。家族の行動パターンによりそれぞれ異なり、リビングと個室の距離、テレビの前を人が横切る必要がないか等、生活に不便をもたらさない設計になっていることが重要です。

・部屋の広さ

限られた空間の中で部屋が適切に分かれているのか大切です。リビングの大きさは大きすぎないか、家族が増えた時に部屋は足りるのか。

 

外観のデザイン

住宅は人生の中で最も大きな買い物であり、生涯資産になるものです。そんな大切な買い物を素敵なものにするために、住宅の外観についてポイントをまとめました。

◆外観のイメージは窓で決まる

家のデザインといわれると、室内のキッチンやバスルームや家具をイメージする方が多いと思います。しかし実際は室内へ光を取り込み、外から見える住宅の外観は窓ですべて決まります。外壁とのバランスを配置されているのか。

◆外観のスタイル

・シンプルモダン

無駄をそぎ落とした白やグレーを中心としたモノトーンな色が多いのが特徴。

・和風モダン

日本の伝統的なデザインを現代的にアレンジしたものが和風モダン。素朴でシンプルな素材とデザインを基本とし、格子や石などでアクセントをつけていきます。

・ヨーロピアン

欧米の住宅様式の総称。レンガ造り、塗り壁などの明るい南欧風、自然素材を豊富に用いた北欧風、アメリカンスタイルなど。

 

住宅に関する費用

これまで住宅に関するデザインについて述べてきましたが、実際に購入するときの費用についてお話します。

◆田舎(地方都市)の物件と都会の物件

家を購入する際に定住するのか、将来売却するかにより購入すべき場所も異なってきます。将来的に売却を考えているのであれば、買い手を見つけやすい都会に購入するのがいいと思います。しかし定住目的で購入されるのであれば、田舎(地方都市)の物件をおすすめします。もちろん田舎(地方都市)は都会に比べ土地代が安く、敷地面積の広い家を購入できます。それにしたがって広い庭を設け、ご自身の望むオリジナルなデザインを実現することが可能になります。

 

◆田舎(地方都市)に住むメリット

住宅を購入する際は物件価格を注目しがちですが、その他の係る費用も考慮し人生設計しなければなりません。毎日の出費する食費において、田舎は都会に比べ物価が安いので出費を抑えることができます。また、家族が増えた時の出産や住宅購入においても、地方により補助金や支援金が支給される場合もあります。

 

最後に

今回は本記事にて、日本の物件の歴史から現代のかたちに至るまでの成り立ちとデザインについて述べてきました。いつの時代も住まいは人の生活を支える一番大切な柱だったと思います。また、そんな住まいをより快適なものに「デザイン」するのが私どもの仕事です。弊社のコンセプトは「リゾートする家」。つまり、ワンランク上の上質な空間を提供し、いつまでも住める耐久性に優れた厳選された素材と、100年積み重ね上げたノウハウでお客様へ感動と癒しの空間をご提供致します。

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