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■ 2023/07/22

投稿者: マレアハウスデザインスタッフ

家づくりで予算オーバーしてしまう原因とは?その注意点をご紹介!

目次

家づくりには、非常に大きなお金がかかるため、予算調整が少しでもうまくいかないと、簡単に数十万から数百万円の予算オーバーにつながってしまいます。
数十万から数百万円の支出は、これからの生活に大きく影響してしまいます。
そのため、できるだけ家づくりにおける予算オーバーは防ぎたいものです。
そこで、今回は家づくりにおいて、予算オーバーが発生してしまう原因についてご紹介します。
また、予算オーバーしないための注意点やコツについてもご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

□家づくりで叶えたいことがあったらどうやって優先順位をつける?

家づくりをするうえで、優先順位をつけることは非常に大切です。
それは、「どこに予算をかけるのか」「どこに予算をかけないのか」を事前に決めておくことで、予算オーバーしづらくなるからです。
ただ、そうはいっても、どのように優先順位をつけたら良いのか、あまりイメージがつかないかもしれません。
そこで、以下では優先順位のつけ方をご紹介します。

*基本的な優先順位のつけ方

基本的な優先順位のつけ方として、「後から変更することが難しい箇所の優先順位を上げること」があります。
例えば、住宅の外壁や構造体、断熱材などは後から変更することが難しいため、それらを変更する際は、多大な費用がかかります。
そのため、長期的な視点を持って、後から変更することが難しい箇所には、予算を比較的多めにあてても問題ありません。

一方で、キッチンやお風呂などの10〜20年程度で劣化が目に見えたり、故障したりする設備機器の優先順位は、比較的低くなる傾向にあります。
それは、構造体や断熱材などと比べると、後から変更することが簡単であり、消耗品に近い位置づけになるからです。
ただ、決してキッチンやお風呂などの優先順位を高くしてはいけないというわけでは、当然ながらありません。
上記の話は、あくまでも1つの傾向の話であるため、仮にキッチンやお風呂などにこだわりを持たれている場合は、優先順位をあげておくことがおすすめです。

*家で叶えたいことの優先順位のつけ方

最初に、「基本的な優先順位のつけ方」についてお話ししましたが、一度その話からは離れて、ご自身が家で叶えたいことを考えてみましょう。
例えば、「大きなリビングにすること」や「おしゃれなキッチンを採用すること」、「書斎は必ず設けること」など、多くの理想的な条件が出てくると思います。
それらの理想的な条件をノートやメモ帳に全部書き出してみましょう。
それらを俯瞰し、予算とのバランスを調整しながら、「これだけは絶対に叶えたいもの」と「別に叶えられなくても良いもの」に分類します。
当然ながら、全ての条件をかなえられるのであれば、全ての条件を満たすような家づくりをすると良いです。
ただ、実際には、予算との問題があるため、こだわりの強い理想的な条件とそうでないものを事前に分類しておくことで、優先順位をつけやすくなるでしょう。

 

□家づくりで予算オーバーする原因は?

1. 家づくりにかかる費用や住宅ローンを把握していない

家づくりには、「本体工事費用」「付帯工事費用」「諸費用」「土地費用」の4つの費用が必要です。
それぞれの項目のうち、家づくりから連想しやすい「本体工事費用」しか把握できていないケースが多く、その場合は予算オーバーになりやすいです。
そのため、本体工事費用以外にも、3つの費用が必要であることや、住宅ローンの借り入れをする必要があることなどを把握しておくことが大切です。

2. 優先順位が付いていない

家づくりは、想像以上に大きなお金がかかるため、金銭感覚が麻痺してしまう場合があります。
例えば、3000万円の住宅を購入すると、100万円ほどのオプションは安く感じるのではないでしょうか。
そのように、金銭感覚が麻痺していると、どんどん家づくりにかかる費用が膨れ上がる可能性があります。
それを防ぐために、事前にこだわりたい部分とそうでない部分を分類して優先順位をつけておくことが大切です。

3. 住み始めてからの費用を把握していない

家づくりをするとなると、家づくりにかかる費用だけに注目しがちですが、住み始めてからの費用にも目を配る必要があります。
仮に、家づくりをするために全財産を注ぎ込んでしまうと、住み始めてからの生活が困難になるため、家づくりをする際は、必ず住み始めのコストを把握しておく必要があります。

4. 補助金や助成金制度を把握していない

家づくりには大きなお金がかかりますが、補助金や助成金制度をうまく活用することで、費用を抑えられます。
そのため、ご自身が使える補助金や助成金制度がないか確認することがおすすめです。

□予算オーバーしないための注意点は?

*金銭感覚の麻痺に注意する

家づくりでは、大きなお金がかかるため、金銭感覚が麻痺してしまうことがよくあります。
ただ、金銭感覚が麻痺状態になることは、想像以上の危険性が潜んでいます。
例えば、普段であれば200万程度の買い物はしなかったとしても、家づくりのオプションで200万円のものがあれば、簡単に購入してしまうことがあります。
そのため、金銭感覚が麻痺状態になると、後悔する可能性も高まりますので、事前にこだわりたい部分を決めておくことがおすすめです。

*予算オーバーしないという意志を持つ

予算オーバーしないための方法はいくつかありますが、最も本質的で重要なことは、「予算オーバーしないという意志を持つこと」です。
どれほど施策をうったとしても、そこの意志が弱くなってしまうと、「やっぱり少しくらいなら予算オーバーしても良いか」という考えになってしまう危険性があります。

□予算づくりで予算調整をしながら叶えたいことを実現するコツは?

予算調整をする際は、家の形や間取り、設備について考えることがおすすめです。
例えば、複雑な家の形をシンプルな形に変えるだけで予算を削れる場合があります。
仮に、家の形にそこまで大きなこだわりがない場合は、できるだけ予算のかからない形にすることがおすすめです。
そのように、家の形や間取り、設備には、意外とお金をかける必要のない箇所があるため、「どこの予算を削れるか」という視点を持っておくことが大切です。

□どうしても予算内で優先順位を決められなかったときは?

予算内で優先順位を決められなかった場合、「間取りの変更と建築面積の削減は最終手段である」ということを強く認識しておきましょう。
間取りの変更や建築面積の削減をすることで、簡単に大幅のコストを削減できます。
ただ、コストを削減するためだけに、間取りを変更することや建築面積を削減することは、非常にリスキーです。
例えば、せっかく広い家に住もうと思って、家づくりを始めたのに、予算の関係で建築面積を削減し、結果的に出来た家がせまくなってしまっては本末転倒です。
そのため、間取りの変更と建築面積の削減はあくまで最終手段に取っておきましょう。

□まとめ

今回は、家づくりで予算オーバーしてしまう原因と注意点についてご紹介しました。
家づくりで予算オーバーしてしまう原因として、家づくりに必要な費用を把握していないこと、優先順位が付いていないこと、補助金や助成金制度を把握していないことが挙げられます。
そこで、対策としては、優先順位をつけておくことと、家づくりに必要な費用を全て把握しておくことがおすすめです。
また、家づくりをするにあたって、金銭感覚が麻痺状態にならないようにすることと、予算オーバーしないという強い意志を持つことが大切です。

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